本品はギャリソン風仕上げのグラファイトロッドです
Everett Garrison エベレット・ギャリソンはエンジニアとしてのバックボーンをロッドビルディングに取り入れて独自理論と工法を進化させました。製作工程の治工具を自ら設計製作するなど今近のバンブーロッドビルディングの源流とも言える「A Master's Guide to Building a Bamboo Fly Rod」を遺しました。
グリップ形状にギャリソンシガーと名前が付けられているくらいメジャーな存在ですが氏のロッド自体は今も手の届かない存在です。
今回のオマージュ製作仕様は標準的な仕様で国内系流用にグリップサイズを最適化してます。
90年代のIzchグラファイトブランクを使用してます。
1995年前半にIzch長野工房で譲り受けた8’0”#4 2ピースブランクは当時主流の渓流3番ロッドに対し若干強めの印象がありそのまま長くストックしたままでした。今近での渓流や冬季釣り場などでレインボー狙い、本流のドライフィッシングなどに釣り心地の良いレギュラーグラファイトの粘り腰が楽しみを倍増します。
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